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カーネリアン(Carnelian)

カーネリアンは、石英の結晶の集合体カルセドニー(玉髄)の一種で、内部に含まれる赤鉄銅の影響により赤色やオレンジ色に発色したものです。 名前は、ラテン語の「肉(carnis)」に由来するとされます。 有名な話では、ナポレオンがカーネリアンを八…

オレンジカルサイト(Orange Calcite)

オレンジカルサイトは、カルサイトがオレンジ色に発色したものです。 白く傷つきやすく、皮をむいたみかんのような外観です。 カルサイトという名前は、ラテン語で石灰を意味する「calcit」に由来しています。 主成分は炭酸カルシウムで、大理石や石…

オブシディアン(Obsidian)

オブシディアンはマグマが急速に冷えてできた天然ガラスです。 和名は「黒曜石」または「黒耀石」と書きます。 名前はローマ人発見者のオブシウスに由来します。 破片が鋭いため、古代から矢じりや刃物、鏡や装飾品として利用されていました。 黒曜石は古…

オパール(Opal)

オパールの特徴は、虹色のような輝きを放ち、見る角度によって色が変化する遊色効果です。 オパールは遊色効果の有無により二種に大別され、虹色に輝く遊色効果を持つものを「プレシャスオパール」、単色できらめかないタイプのものは「コモンオパール」と呼…

オニキス(Onyx)

オニキスは石英の結晶の集合体に出来た縞模様が特徴の、アゲート(瑪瑙)の一種です。 以前は黒と白のなどの縞模様のあるアゲートのことを総称してオニキスと呼んでいましたが、現在では単にオニキスといえば、ブラック一色のオニキスのことを指すのが一般的…

エンジェライト(Angelite)

エンジェライトは灰青色の石で、アンハンドライト(硬石膏)と呼ばれる鉱物の一種です。 名前はギリシャ語の天使(angelos)に由来しています。 真珠のような光沢を持ち、天使のような温かみを感じさせる優しい青色の発色は、内部に含んだストロンチ…

イエローフローライト(Yellow Fluorite)

イエローフローライトは、黄色味のフローライトです。 フローライトはカラーバリエーションが豊富な石で、本来は無色透明ですが天然では稀で、ふつうは緑、ついで紫、ピンク、黄色など様々な色を持ちます。 名前は溶鉱炉の融剤に利用されるため、ラテン語の…

アマゾナイト(Amazonite)

アマゾナイトは、ホープストーンと呼ばれる希望の石として珍重された鉱物です。 鉱物学的には20を数える長石(feldspar)グループの一種、「微斜長石」(microcline)に属し、透明から半透明で光を通し、石柱状で見つかることが多いです…

アベンチュリン(Aventurine)

アベンチュリンは石英の中にフックサイト(クロム雲母)のかけらを内包し、きらきらした輝きが見られる石のことを指します。 普段目にするものの多くは緑色です。 日本では砂金のように輝くことから、砂金石・砂金水晶などと呼ばれています。 名前の由来も…

アゲート(Agate)

アゲートの特徴は、石に出来た縞模様です。 名前は、かつてイタリアのシチリア島にある川(Acate)で採掘されたことに由来しています。 和名では馬の脳に似ている事から、瑪瑙(めのう)と呼ばれています。 アゲートは石英の結晶の集合体でできている…

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