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サファイア(Sapphire)

サファイアは酸化アルミニウム鉱物「コランダム」(Corundum)で、含有しているチタンの作用により青色に発色した石です。 コランダムは様々な色を持ち、赤いコランダムのみをルビー(Ruby)と呼び、青いコランダムをサファイアと呼びます。 そ…

クリソコラ(Chrysocolla)

クリソコラはマラカイト(孔雀石)と同じ銅の鉱物ですが、成分が珪酸塩なので「珪孔雀石」といわれます。 元来の色はターコイズのような鮮やかなブルーですが、単独で結晶することはあまりなく、ほとんどはマラカイトやアズライトと共に生成します。 そのた…

カバンサイト(Cavansite)

カバンサイトは1973年にアメリカのオレゴン州で発見された新しい石です。 色が非常に鮮やかなブルーです。 名前はこの鉱物の主な成分(カルシウム/バナジウム/シリコン)の頭文字に由来します。 壊れやすいため加工はされず、原石を生かして利用され…

カイヤナイト(Kyanite)

カイヤナイト(藍晶石)は特定の方向から割れやすい異方性を持ち、別名「二硬石 (Disthene)」と言います。 縦横でモース硬度に差があり、スティックの柱方向に割れやすく、それと直角な方向には割れにくいので加工が難しい石です。 鉱物版「さけ…

エンジェライト(Angelite)

エンジェライトは灰青色の石で、アンハンドライト(硬石膏)と呼ばれる鉱物の一種です。 名前はギリシャ語の天使(angelos)に由来しています。 真珠のような光沢を持ち、天使のような温かみを感じさせる優しい青色の発色は、内部に含んだストロンチ…

インディゴライト(Indigolite)

インディゴライトは鉄を含み青色に輝くトルマリンで、「ブルートルマリン」とも呼ばれます。 宝石としてのトルマリンは、色彩により別々の石のように名前が付けられていますが、誤解されやすいため、全米宝石学会(GIA)では「ブルートルマリン」のように…

アマゾナイト(Amazonite)

アマゾナイトは、ホープストーンと呼ばれる希望の石として珍重された鉱物です。 鉱物学的には20を数える長石(feldspar)グループの一種、「微斜長石」(microcline)に属し、透明から半透明で光を通し、石柱状で見つかることが多いです…

アパタイト(Apatite)

アパタイトは元々は無色~白色の鉱物ですが、含有するマンガンの作用によって様々な色になります。 アクセサリーとしてはブルーアパタイトが多く流通しています。 結晶の形状が一定せず、また一見別の鉱物(アメジストやアクアマリン等)と間違える事も多か…

アズライト(Azurite)

アズライトは非常に濃いブルーが特徴で、名前はペルシア語の「青色(Lazward)」に由来します。 日本では昔から岩絵具の青色として使用されてきました。「岩群青」はアズライトから作った岩絵具のことです。 ギリシア、エジプト、マヤで神聖視されて…

アクアマリン(Aquamarine)

アクアマリンは、エメラルドと同じベリル(緑柱石)のうち、透明でスカイブルーの色調のものの宝石名です。 語源はラテン語の「Aqua(水)」と「Marinus(海)」に由来しています。 ギリシャ神話では、嵐の後浜辺に打ち上げられた「海の精の宝物…

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