タイガーアイ(Tiger’s Eye)
タイガーアイは、角閃石の一種であるクロシドライト(青石綿)に石英が染み込んで硬化した鉱石です。
クロシドライトは元は藍青灰色で細くしなやかな繊維状の結晶形の鉱物ですが、本来の色味のものをホークスアイ(鷹目石)、酸化作用を受けて黄色や茶色になったものをタイガーアイ(虎目石)と呼んでいます。
レッドタイガーアイは、タイガーアイを加熱処理よって赤褐色にしたものです。
石綿は危険性が指摘されていますが、石英で固まっている性質上、削って粉にしない限り飛散することはありません。
名前は繊維状の結晶が単一方向へ伸び、光の反射によって縞模様が「虎の眼」のように見えることに由来します。
古代エジプトでは神々の像の目に使用され、古代ローマでは「聖なる霊力を授ける護符」として珍重されてきました。
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タイガーアイ(Tiger’s Eye)の基本データ
鉱物学的分類 | 黄色や黄褐色のクロシドライト(青石綿)と石英の混合鉱物 |
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モース硬度 | 7 |
色 | 地色の茶色に黄色と黄褐色の縞模様が入る |
対応チャクラ | 色によりチャクラの位置が変わる |
特徴 | 金色の光の筋が「虎の目」を思わせる印象的な石 |
パワー | ・仕事の成功をもたらす効果がある ・金運を引き寄せる力がある ・頭脳を明晰にする力を与える |
おすすめ使用法 | ・仕事で成功したいとき ・金運アップを願うとき ・目先のことに惑わされず、正しい決断を下したいとき |
取り扱いの注意 | 通常通りに取り扱っていれば、特に問題はない |
浄化法 | 水、塩、月光、香り |
和名 | 虎目石(とらめいし) |