アメシスト(Amethyst)
アメシストは内部に含まれる微量な鉄イオンにより美しい紫色に発色した水晶です。
2月の誕生石で、一般的に「アメジスト」で知られていますが、正しい発音で「アメシスト」とも呼ばれます。
キリスト教では司教の石として珍重されてきました。
名前はギリシア語の「酒に酔わない(Amethystos)」に由来します。
ギリシア神話では、酒神「ディオニュソス(バッカス)」のピューマに襲われた女官「アメシスト」を守るため、女神「アルテミス(ダイアナ)」がアメシストの身体を透明の石に変化させました。
バッカスは罪を懺悔し、その石にワインを注ぐと紫に輝くアメシストに変化したとされています。
ヨーロッパではアメシストでできたグラスでお酒を飲むと悪酔いしないという言い伝えがあります。
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アメシスト(Amethyst)の基本データ
鉱物学的分類 | 水晶の一種で、含有する鉄分により紫に発色する |
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モース硬度 | 7 |
色 | 紫色、藤色 |
対応チャクラ | 第七チャクラ、第六チャクラ |
特徴 | 加熱処理すると黄色になるため、人工的にシトリン、シトリントパーズを作り出すことがある |
パワー | ・インスピレーションを与える ・魔除けの力がある ・精神の平静を保ち、知性の働きを高める力を与える |
おすすめ使用法 | ・精神的に落ち込んだとき、心に迷いがあるとき ・悪酔いから身を守りたいとき ・穏やかな気持ちを取り戻したいとき |
取り扱いの注意 | 太陽光によって、色が薄くなるので注意する |
浄化法 | 水、香り、月光 |
和名 | 紫水晶 |