ロードクロサイト(Rhodochrosite)
ロードクロサイト(菱マンガン鉱)は別名「インカローズ」と呼ばれる鉱物です。
菱マンガン鉱からなるピンクから赤色の宝石で、六方晶系の菱面体の結晶構造をしています。
ロードクロサイトの名前はギリシア語の「バラ(Rhodo)色(Chrom)」に由来します。
インカ帝国が栄えたというアンデス山脈から産出され、原石を研磨すると薔薇の花の様な模様が現れたことから、「インカローズ」と呼ばれるようになりました。
現在の主な産地はアルゼンチンとペルーです。
特にアルゼンチン産の物は色合いも美しく、宝石としても人気が高い石です。
また、日本にはマンガンの鉱物が多く北海道などで産出されますが、海外のもののほうが色が鮮やかです。
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ロードクロサイト(Rhodochrosite)の基本データ
鉱物学的分類 | マンガンの炭酸塩鉱物。木目(もくめ)のような縞模様を持ったもの |
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モース硬度 | 3.5 ~ 4 |
色 | 淡い桃色から濃赤色 |
対応チャクラ | 第二チャクラ |
特徴 | 硬度が低いため、宝石として流通することは少ない。カットされた石は箱などに収蔵して保管鑑賞される |
パワー | ・愛の傷を癒す力がある ・情熱を刺激する作用がある |
おすすめ使用法 | ・恋愛を育てる魅力を高めたいとき ・過去の出来事を克服し、前向きに生きたいとき ・肉体的に疲労を感じるとき |
取り扱いの注意 | 酸化すると光沢を失い黒ずんでくる、また、劈開性が存在するため割れやすいので注意する |
浄化法 | 太陽光、月光、香り、水晶 |
和名 | 菱マンガン鉱 |