アンバー(Amber)
アンバーは数千年前の松柏科植物の樹脂の化石です。
古代の虫や植物が閉じ込められたものはインセクトアンバーと呼ばれ、希少価値が高くなります。
バルト海沿岸で多く産出するため、ヨーロッパでは古くから知られ、宝飾品として珍重されてきました。
アンバーは軽く、形成された地層の崩壊より海に流され、岸辺に打ち上げられます。
ギリシャ人は海中に浮くこのアンバーを、夕日の精霊が固まったもの(solidified sunshine)と考えたようです。
名前もアラビア語の「海の漂流物」という単語に由来したものだと考えられています。
また、燃やした時の香りが「竜涎香(りゅうぜんこう)」(アラビア語でanbar)に似ていることに由来するともいわれています。
和名では「琥珀」ですが、中国では虎の魂が石となったものと信じられていました。
茶褐色を日本語で「琥珀色」英語で「アンバー」と呼び、蜂蜜のような褐色が代表的ですが、樹木によってさまざまな色合いになります。
不老長寿と安産のお守りとして良いでしょう。
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アンバー(Amber)の基本データ
鉱物学的分類 | 鉱物ではなく松などの樹脂が化石化したもの。気泡や葉、虫などが入ったりすると珍重される |
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モース硬度 | 2 ~ 2.5 |
色 | 美しい黄金色 |
対応チャクラ | 第四チャクラ |
特徴 | 熱すると独特の匂いを発したり、擦ると電気を帯びたりする性質がある |
パワー | ・穏やかな落ち着きを与える ・生命力を高める ・免疫力、抵抗力を高める |
おすすめ使用法 | ・人間関係を円滑にしたいとき ・心身の回復を願うとき ・安産のお守りに |
取り扱いの注意 | 熱すると匂いを出す、また、汗に非常に弱いので注意する |
浄化法 | 水晶、月光 |
和名 | 琥珀(こはく) |